子犬の噛み噛み攻撃に、救世主ビターアップル大活躍
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子犬を飼う人の多くが直面するという「噛む」問題。プーさんもご多分に漏れず。
- 人の足や手など動くものに反応してガブリ
- ジャレている最中にエスカレートしてガブリ
- オシッコを踏みまくった足を拭くなど、プーさんにとって嫌なことをされるときにガブリ
といった具合で噛んでくる(-_-;)
遊びの延長の方は、大人なら我慢できないこともないけれど、子どもにとっては無理らしく、「噛んできたー(T_T)」と低学年の次女が泣かされることも。
嫌なことを回避しようとの噛みつきの方は、さらに本気なので大人でもなかなか痛いし、「噛んでやるぜー」の気持ちを見せて噛んでくるところもよろしくない。
まだ赤ちゃん犬だし、多目に見てもいいのかなと思わないでもないけれど、子どものいる我が家だし、我が子の友だちが来ることもあるし、大きくなっても噛み癖が抜けないようでは非常に困る。
無視が効かず、苦さ攻撃!
そうなるとやはり「噛んではいけない」は最重要課題として、小さいうちから徹底しておこうということで、犬の飼い方本やWebサイトで見た手法をまずは採用。
「ワンコが噛んだら、ノー!と低い声で言い、無視をする」という方法ですが、プーさんにはさほど効果がないような…。
噛める状態=遊び場にいる状態なので、放置されて一瞬クンクン鳴くものの、その後普通に遊び続けるか、「わざと?」という具合にオシッコをもらすか(+_+)
特に相手が子どもの場合、噛まれた瞬間に「ノー!」と一言告げて、すぐに無視をするというのがなかなか難しい。
靴下に噛り付いているプーさんを振り払うのに結果的に綱引き状態になっていたり、「離れないー(><)」や「プーさんがー(><)」など、他のセリフも言ってしまっていたり。
プーさんはしっぽを振っているし、怒られていることに気が付いてない気もおおいにする。
ということで、犬の飼い方本に紹介されていた「ビターアップル」を購入。
リンゴから取ったという天然成分で犬が舐めても安心ながら、苦い味がするという代物。
噛んだ瞬間に「苦さ」というペナルティが与えられることで、ダメ出しをするのが遅すぎて「何がいけなかったのか子犬にはわからない」という状態を、子どもでも簡単に解消できるのも我が家的には非常に助かる。
ネットでの評判をチェックすると、犬によってはぜんぜん大丈夫な場合もあるようながら、試してみないことには始まらない。
ということで、当時プーさんにとってターゲットNo1だった「つま先」に塗ってトライ!
すると、ジャレたついでにガブリと噛みついたとたん「ペッペッペ!!!」とものすごいわかりやすいリアクション。プーさんには効果絶大だったようで。
これは使える!と、プーさんと遊ぶ際にはつま先にビターアップルを塗り出す人間たち。なんですが、布製品で効果を発揮させるにはけっこうたっぷり塗らなくてはならず、靴下がビショっとなってしまうという問題が…。
そこで100均でスリッパを購入。プーさんと遊ぶとき専用のビターアップル付スリッパとしてみたところ、つま先を噛む回数が激減。たまに噛んでは「苦い!!」となること数日で、「人間のつま先(特にこのスリッパ)を噛むとろくなことにならない」いうことを覚えた模様。
目の前で動いても無視されるビターアップル付スリッパと、プーさん
ヒラヒラしたスカートやワイドパンツの裾に噛みつく…というときは、そちらにビターアップルを…とやっているうちに、足回りに噛みついてくることはかなり稀な状態に。ビターアップルナイス!
一方、手に付ける場合は「手から餌を食べなくならないように注意! 手の甲に付けるように」と飼い方本にあったので、こちらは子どもにはややハードルが高い。
遊ぶ時は手かまれないようにオモチャの扱い時は注意する、上にあげるなど自分で対処を…ということを徹底。
体を拭くときなどの「嫌なことをやめろ」噛みには、母が対応。手の甲にビターアップルを付け、体を拭こうとする手を狙ってきたときに、くるっと手を返して甲を噛ませる作戦。これで「苦い!!」となった瞬間に「ノー」とコマンド。
手を噛んだことで「嫌なことが起こっているんだな」と学ぶようで、数回続けた時点で手自体を噛むことはずいぶん減る。
母はもちろん、その他の家族の手を噛むことも減っているので「手を噛んではダメ!」ということを学んできている様子。
ターゲット変更で対応する犬、とっさに掴んでみた
しかし敵も単に大人しくなるわけではない。手を噛めないなら…と、体を拭くためのウェットティッシュを噛むという作戦に変更。これにビターアップルを付けてしまうと体が拭けない。。。
仕方がないのでウェットティッシュを引っ張って回収するわけですが、けっこうガッチリ噛んでいてなかなか面倒くさい。
あまりに何度もやってくるので、「いい加減にしなさいよ…」と思ったある日、ウェットティッシュを持っていた手をパッと離し、ティッシュを噛んで固く閉じているプーさんの口を人差し指と親指で挟んでみた。
ほとんど力を入れていないので痛くはないと思うのですが、「なんか口が開けない?!」的に面くらった様子で、振り払うこともせず一瞬固まるプーさん。そこで一言「ノー!」。口のせいで叱られてますよと、わからせてから手を離す。
犬の口付近をこうして押さえるしつけは、効果的という声と、しない方がよいという声の両方を目にしていたし、難易度が高そうなので我が家はしない方向で…と思っていたんですが、「離すもんか!」と言わんばかりに口を閉じまくるプーさんを見ていたら、「今ならできるよね」と思えてしまい、つい手が…(^_^;)
しかしこれはプーさんにはかなり効果があったようで、その後しばらくは噛み噛み攻撃が激減。
とは言えまだ子犬なので、ティッシュ噛みについては完全にはなくならず。テンションがあがって甘噛みも…と、まだ失敗もあるけれど、「将来的に噛みまくり犬になりそうで困る…」という心配はひとまず回避できた気がする。
あまりにも我を忘れて噛んでくるときは、その箇所にビターアップル。
噛んで欲しくない電源のコードなどにもビターアップル。
効果がある時間はさほど長くないので、少し経てば本当なら噛めるんでしょうが、「苦い」という過去の体験のおかげで噛むのを我慢してくれます。それでも噛んでくるようだったら、またビターアップル…を繰り返すことで、頻度を減らせていることは確か。
地味な作戦ながら我が家にとってはありがたい。ビターアップル様様です。
~生後3か月前半~