社会化のしつけ始動！ 抱っこ散歩用スリングに挑戦

犬の飼い方本にあった犬の「社会化のしつけ」なる項目。「犬　社会化」などで検索すると、ネットにも情報が盛りだくさん。 

平たく言うと、犬の生後２～4ヶ月（Webなどによっては生後4週～13週など諸説あり）は「社会化期」と呼ばれ、なんでも素直に受け入れられる時期だそうで、この時期にいろいろな刺激（知らない人や他の犬や動物、車や電車などにはじまり、家のチャイムの音や掃除機などなど人間と一緒に暮らしていく上で必要な刺激もろもろ）に慣らしておくことが大切なのだそう。

社会化ができていない犬は、さまざまな刺激に対して過剰反応（道ですれ違う人や、家に来た人にワンワン吠えてしまったりとか）してしまうので、人間と暮らす犬には大事なしつけなんだとか。この社会化のしつけができる時期が「社会化期」だそうで、社会化期を過ぎて大きくなると犬にも恐怖心などが芽生えだすとのこと。

社会化期VSワクチン、プーさんピンチ

このように大事な社会化のしつけですが、難しいのがワクチンの時期との兼ね合い。子犬は最初に何度かワクチンの接種をする必要があって、これをすべて終えて普通にお散歩OKになるには数か月かかるのが一般的。そしてその間に社会化の黄金期が終わってしまうのも一般的だそうで。

ちなみに我が家の場合、まだワクチンを一度しか受けておらず。1か月後と2か月後にあと2回ワクチンを受けて、抗体が付くまで1週間待って…とやっていると散歩に出られるのは3月の後半。「まめ」は生後4か月の後半、ほぼ生後5か月？となってしまうわけで、社会化期ほぼ残らず…。

というわけで抱っこ散歩。犬の飼い方本によると、地面を歩かせないことで感染の危険を減らしつつ、知らない人や車など外部の刺激に慣れさせることができるらしい。

娘の友だち達に会う機会も多いであろう我が家のまめ。知らない人に吠えまくりのワンコになっては困る…ということで、気になっていた抱っこ散歩。動物病院に行く時の車にも怯えている様子はないし、動物病院の先生にも「社会化のために抱っこなら外に出してもいいですよ」と言われたしで、待ってましたとばかりにいざ出陣！

数か月の覚悟でゲットしたSサイズスリング

まだ子犬のプーさんなので、この時期いきなり裸で外に出すのは寒かろう…ということで、ブランケットなどでくるんで抱っこしようかなと思ったものの、これが意外にすべる。

落としてはいけないし、家のカギをかけたりと片手が離せる方が便利だしということで、何かないかな～と探して、事前に購入しておいたのが犬のスリング。

子どもが赤ちゃんの頃、人用のスリングを使ったことはあるけれど、犬用もあるとは驚き(^_^;)

犬はすぐ大きくなるし、成犬サイズ対応の方が長く使える…と、もったいない根性が顔を出したものの、クレートのサイズを欲張ってケージに入らないという失敗を犯したばかり（詳細はこちら）。 

5か月には歩いて散歩にも行けるようになるわけで、「スリングの出番がたくさんあるのは小さい間だけ！」と割り切って、チワワなどに対応した小さめサイズにすることに。その分お手頃価格のものを選び、数か月使い倒せばヨシ！ということで、コレを購入。 

送料込みで1480円（税別）と安い！

肩紐の長さが調節できるので、180cm近い父から、150cm位で細みの長女まで使えるのもナイス。130cmの次女にはさすがにブカブカでしたが(^_^;)

柄のバリエーションもこのようにたくさんあって、茶色を買ってみたところなかなかイイ感じで満足。

さっそくプーさんを入れてみると、一瞬抵抗したものの意外にもあっさり落ち着く。顔をしっかり出したいようで、スリングの中で立ち上がっているけれど暴れることなく大人しいので居心地も悪くなさそうで。Sサイズにしたので、顔もちゃんと出せてます。

犬が暴れたら飛び出せる作りではあるので、両手を離しまくりとはいかないものの、片手を添えていればわりと安定するので、家のカギの開け閉めくらいは十分楽々。これは助かる。

薄手のブランケットを軽く巻き、出発！

とりあえず初回だし…と、自宅の近所を15分くらいで1周。自転車や車、家の前で会ったご近所の親子にも怯える様子はなし。犬好きのご近所さんなので、軽く撫でてもらったりしても、愛想よく対応。初回にしてはなかなかの滑り出しのような気がします。

我が家にも慣れて元気いっぱいのここ数日、ケージ内にいるだけでは退屈だろうし、気晴らしを兼ねてちょこちょこ連れだしてみよう。

～生後2か月と後半～